「根も葉もない」とは?使い方と例文でわかりやすく解説!同義語は何?

言葉の意味・使い方

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「根も葉もない」は、「全く根拠のない、でたらめなこと」を指す表現です。

このフレーズは、特に根拠のない噂や話に対して使われることが多いですが、その使い方を正しく理解していない人も多いかもしれません。

本記事では、「根も葉もない」の意味と適切な使用法を、具体的な例文を交えて明確に説明します。

 

「根も葉もない」の意味とは『全くのでたらめ』

根拠がまったくない状態。完全にでたらめ。

「根も葉もない」の読み方は「ねもはもない」とします。

この言葉は、人の話や噂を植物の生育に喩えています。植物が根や葉なしでは育たないように、根拠がなければ事実とは認められないという意味で使われるようになりました。

「根も葉もない」には、以下のような意味が含まれます:

  • 根拠がまったくない
  • でたらめである

 

「根も葉もない」表現の正確な使用法と具体例

「根も葉もない」というフレーズは、根拠のない、不確かな情報を指す時に用いられます。

この表現を誤って使用すると、相手に誤解を与えたり不快感を与えることがあるため、適切な使用法を例文を通じて学びましょう。

【例文紹介】

例文①

「母がまた、信じがたい噂を広めているよ。」

 

例文②

「SNSでは、信憑性のない情報が溢れているね。」

 

例文③

「上司による根拠のない風評被害で、職場が居心地悪くなってしまった。」

 

例文④

「事実無根の話でも、ついゴシップに目が行ってしまう。」

 

例文⑤

「僕が浮気してるだなんて、根拠のない話を広めないでくれ。」

 

【「根も葉もない」使用時の留意点】

「根も葉もない」は、特に事実無根の悪意ある噂や情報を指す場合に使われることが多いです。この表現を使う際は、情報の真偽を慎重に評価することが重要です。

 

「根も葉もない」の同義語と代替表現3選

「根も葉もない」と同じ意味を持つ言葉はいくつか存在し、これらの類義語を使いこなすことで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。

状況や相手の理解度に応じて、最も適した表現を選ぶことが大切です。

  1. 事実無根 この言葉は、「何の根拠もなく、事実と異なる」という意味です。根拠のない主張や情報を指します。

例文①

「報じられている内容には事実無根のものがあります。」

  1. デマ 「デマ」とは、事実とは異なる誤った情報や噂を指す言葉です。

例文②

「そういったデマに惑わされないよう注意しよう。」

  1. 口から出まかせを言う この表現は、「考えずに、いい加減なことを言う」という意味で使用されます。

例文③

「彼はよく考えずに口から出まかせを言うことが多いです。」

これらの表現を理解し、場面に応じて適切に使い分けることが、誤解を避けるために役立ちます。

 

「根も葉もない」と「事実無根」の意味の違い

「根も葉もない」と「事実無根」という表現はよく似ていますが、微妙な違いが存在します。

「根も葉もない」は、「全く根拠のない、事実と異なるでたらめな情報」を意味します。

一方で、「事実無根」は、「何の証拠もなく、事実に基づかない」という意味を持ちます。

これらはどちらも根拠のない情報を指すため、しばしば類義語として扱われますが、ニュアンスには差があります。

 

「根も葉もない」の英語表現「groundless」

「根も葉もない」というフレーズは英語で「groundless」と表現することができます。この英語の語「groundless」には「根拠のない、事実無根の」という意味が含まれています。

このように、英語の「groundless」は「根も葉もない」や「事実無根」とほぼ同じ意味で使われます。

 

「根も葉もない」の反対語は「一目瞭然」

「根も葉もない」の反対語は、「一目瞭然」です。

【一目瞭然の定義】 一目瞭然とは、見るだけで明らかに理解できる状態を指します。これは、物事が非常に明確で、直ちに理解される様子を表します。

この表現は、「一見して明白」という意味合いも含み、事実や状況がすぐに明らかになる際に用いられます。

例文①

「彼の努力の成果は、行動を見れば一目瞭然だ。」

「根も葉もない」とは、「全く根拠がなく事実に基づかない」という意味であり、これに対して「一目瞭然」は、一見して明確な事実が存在することを示すため、これらは反対の意味を持つ言葉として扱われます。

 

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