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「この空き缶や箱、いつか使うかもしれない」と思って、なかなか捨てられないこと、ありますよね。そんなとき、気づけば家じゅうが空き容器でいっぱいになってしまうことも。
もしあなたのお家がそんな状態なら、少しずつ手放す習慣をつけてみませんか?そうすることで、お部屋もすっきりとして、心地よい空間が広がりますよ。
ここで、不要な容器を上手に片づけるためのやさしい7つのステップをお伝えします。
まずはクリアアウト!必要なときに必要なものを
さて、まずは使っていない空き容器を家じゅうから思い切って片付けてみましょう。オリーブオイルのボトル、ジャムの瓶、ピクルスのジャー、紅茶の缶、お菓子が入っていた缶、靴の箱、荷物が入っていた段ボール、化粧品の箱など、家にあるすべての空き容器を手放すのです。
そして、新しく容器が必要になったら、その時に適したものを選んで購入しましょう。例えば、段ボールが必要なら、ネットで簡単に購入することができますし、地元のスーパーやドラッグストアで手に入れることも可能です。
小さなものを収めるためのガラス瓶が欲しいときは、100円ショップやホームセンターで探してみてください。もし100円出すのがもったいなく感じるなら、ジャムを買って、使い終わった瓶をリサイクルするのも良いですね。
このようにして、家の中をすっきりと保ちながら、必要なときにだけ必要なものを揃えることで、心も生活もずっと快適になります。
シンプルに暮らす、小さな一歩
ミニマリストとは、自分に本当に必要なものだけを持つ生活を選ぶ人たちです。
全てをミニマリスト風に変える必要はありませんが、せめて空き容器の件では、本当に必要なものだけを取っておくという考えを試してみてはいかがでしょうか。これらは一度使い終わったものですので、処分しても全く問題ないのです。
本当に必要な物だけを持つ生活を心がけると、家に「いつ使うか分からないもの」があるのがだんだんと嫌になり、使い終わったら、さっさと手放すようになってきます。
「30日間ミニマリストチャレンジ」もおすすめします。一ヶ月だけ、本当に必要な物だけで過ごしてみると、生活がどう変わるか、意外な発見があるかもしれませんよ。
スペースがあるとつい物が増えてしまうんですね
私たちはどうやら、空いているスペースを何となく埋めたくなる傾向があるようです。たくさんの収納場所や便利グッズがあると、気づけば必要のないものでいっぱいになってしまいます。
空き瓶や空き缶も同じ。使い道を考えて取っておくと、結局、捨てるべきだった小さなアイテムが溜まっていくことになります。
だから、もしシンプルでスッキリとした生活を目指しているのであれば、家に不要な容器は置かない方がいいですね。
「私はそんなに物を増やしたいとは思わない」と感じるかもしれませんが、空間があると何かを置きたくなる気持ちは多くの人が共感するところかもしれません。
たとえば、会話が途切れた時、何となく言葉を投げかけたくなったり、話すことがなくなるとスマホをいじり始めたりしませんか?
また、カレンダーに空きがあると、何か予定を入れて埋めたくなったり、ふとした空き時間にスマホで情報を探したり、新しいことを学び始めたりすることもありますね。
空きスペースがあると、そこに何かを置いたり、飾ったりするのが自然な流れのように感じることがあります。
だからこそ、空白をただの空白として受け入れることができるまで、無用なスペースを作らないようにしましょう。収納スペースを減らすことは、気づかないうちに物が増えるのを防ぐためにとても重要です。
一つずつ、大切に残す
お家のスペースを有効に使うために、各種のアイテムから一つだけ残すというルールを設けてみてはいかがでしょうか。
この方法を取り入れることで、「もし必要になった時に何もないと困る」という少しの不安も解消できるかもしれませんね。
たとえば、買い物袋は一枚、ジャムの瓶は一個、折りたたんだ段ボール箱は一個、香水の瓶も一つだけキープし、他は思い切って手放しましょう。
こうしてみると、「全部捨ててしまう方が部屋も心もすっきりするかも」と思うかもしれません。まずは手持ちの空き容器を見直し、一つ一つ大切に選びながら整理していくと、片付けがグンと楽に進むでしょう。
撮影してシェア、そして手放し
缶や瓶が魅力的で手放せない時は、それらを写真に収めてSNSに投稿してみましょう。
「みんな、この可愛さ見て!」とシェアすることで、友人からの「可愛いね!」というコメントがあなたの承認欲求を満たしてくれます。
もともと「いつか使うかも」と思って取っておいたこれらのアイテムを、承認を得る手段として使い切ったと感じたら、それを理由にしてスッキリ手放すことができます。
すぐ使うか、さもなければ手放す
空き瓶や缶、家に眠っていませんか? 使い道を見つけてすぐに活用してみましょう。こちら、ガラス瓶を再利用するいくつかのアイデアです。
- 乾燥食品(ナッツやパスタ、米など)、調味料、スパイスを入れる。これらは密閉性が必要なので、瓶がぴったりです。
- キャンドルスタンドとしてロマンチックな雰囲気を演出
- 花瓶や植物の鉢として、お部屋に緑を加える
- 小物入れとして、ボタンや文房具をスッキリと整理
- ペン立てとしてデスクを整える
- 自家製ジャムを詰めて、心のこもったギフトとして
- 飲み物を入れて、オリジナルのグラスとして楽しむ
- メイソンジャーを使った蒸し料理に挑戦
- 将来の自分への手紙を入れ、庭に埋めてタイムカプセルに
これらのアイデアを24時間以内に試してみてください。うまくいかない場合は、潔く手放しましょう。無理に使おうとすると、時間が経ってもその感じは変わらないものです。
感情を越えて、より合理的な選択を
愛着を持っている箱や瓶があるのはわかりますが、時には感情に振り回されすぎることがありますね。もう少し客観的に、冷静に考えてみませんか?
捨てられない理由は主に二つあると思います。
1)「将来使えるかもしれない」という期待
2)その美しさや愛らしさに引きつけられるから
確かに、これらのアイテムを手元に置いておけば、いつか役立つかもしれませんね。
ですが、いつ使うかも分からない未来のために、家全体のスペースを取られてしまっては、本当にそれでいいのかなと思います。以前お話したように、必要になったときに適したものを選んで調達する方が、時間や労力の節約になりますよ。
実際に、今すぐ手元にある空き容器を手放しても、あなたの人生に大きな変化は起きないでしょう。むしろ、それを持ち続けることによって、逆に無駄が多くなってしまうかもしれません。
「もったいない」と感じるだけで物を捨てられないあなたへ。それが本当に価値のあるものなのでしょうか?
今すぐ不要なものを手放し、新しいスペースを有効活用してみてくださいね。
まとめ
空き容器を溜め込まない生活へのヒントをいくつかご紹介しました。容器を溜め込むことは、ただの習慣です。使い終わったらその場で捨てる習慣を身につければ、家の中に不要なものが増えることはありません。
「使い終わったらすぐに手放す」という目標を持って、大切なもの以外に心を奪われることなく、すっきりとした生活を送ることを考えてみてください。